センター試験の日にまさかスマホが壊れるなんて思いもしませんでした。
元々センター試験の日は雪で、気温はマイナスで凍えるような寒さでした。スマホを使うのは禁止なので試験中は電源を切り、鞄のポケットの中にしまっていました。
試験が終了し、ようやく解放されたと思いスマホを鞄から取り出したところ、異変に気がつきました。スマホを起動させようとボタンを長押ししますが、反応がありません。うんともすんとも言わないのです。もしかすると故障したのではないかと焦りました。今までにもスマホが故障したことがあり、その時は兄に頼んで修理してもらっていたのですが、今回ばかりは方法がありませんでした。きっとこの寒さが原因でバッテリーが切れてしまったのだろう。そう結論づけ、あまり深くは考えませんでした。
そして家に帰り、スマホを充電してみたのですが、やはり画面は真っ暗なままです。これは不味いぞと、明日にでも店に修理を頼もうかと思いました。
ですが次の日、充電にさしっぱなし、ストーブの点いた温かい部屋で、スマホは自力で復活していました。結局修理を頼む必要はなくなったわけですが、スマホを長時間寒い所に置くのは危険だと学ぶ事になりました。